電子書籍とkindle
息子へ
この1ヶ月は仕事がとても忙しかった。23日火曜日の締め切りに向けて深夜残業、休日出勤が続いた。体力・気力とも限界に近づいていたが、「この仕事が終わったらパーッと遊ぶんだ」なんて、24日にとる代休を楽しみにしていた。
声が出なくなるなんてハプニングも乗り越え、締め切りはなんとか切り抜けた。が、案の定といってはなんだが、寝不足と体調不良で24日は布団から抜け出せなかった。あんなことや、こんなことで残業・休日出勤手当てを使ってやろうなんて思ってたのにあてが外れてしまった。
パーッと使うつもりのお金が浮いたので、ちょっと気になっていた電子書籍に手を出すことにした。
買う前の下調べ。布団の中で、電子書籍について調べるといろいろ問題があることがわかった。
- そもそも本の数が少ない。
- 新刊が出るのが遅かったりする。
- 電子書籍なのに安くない。
- いろいろな会社が同じ本を違う形式の電子書籍で出しており、それぞれの会社で使用するアプリが違う。
- 「本」を買うのではなく、「その会社で売っている本」を買うことになっているため、会社がつぶれると読めなくなりそう。
買うのはマンガ。寝ながらでも読めるし。iphoneだから画面が小さいけど、すこし我慢すればipadがかえってくるし問題ない。ジョジョの奇妙な冒険が電子書籍ではカラーになっているということで、第一部、第二部を大人買いすることに決めた。
kinoppyはアプリ内のストアが使いにくく、ウェブ上のストアでは買えるのにアプリ内のストアでは買えないものがあって買うところまでは閉口したが、買ってしまえば使いやすい。説明なしでも簡単に操作できる。
ジョジョのカラーはというと、原作好きには好みが分かれるところだと思うが(作者がカラーにしているわけではないと思うので)、読みやすくなっているしとても満足した。
ゆっくりとした休日で、体調悪いなりにゆっくりできた一日だった。ここまではだ。
夜にkindleが日本でも売り出されるというニュースが出やがった。一日遅いよ。kindleアプリもiphoneで出すそうだし、電子書籍はこちらにまとまっていくんじゃないかな。なんでもひとつにまとまってるほうが楽だし、これからはこっちを選んじゃうな。
たぶんジョジョ専用アプリとなるkinoppy。今後とも電子書籍をやめるのだけはやめてほしい。
2012年10月25日