製作6 [3,5,3,5]双対多面体 Rhombic Triacontahedron
先を尖らせる切削行程の説明をします。
今回の説明に必要な角度は 36度 (360度/5 の 1/2) 比として 178/245 。
そして 60度 (360度/3 の1/2) 比として 194/112 です。
左のグラフ用紙には 左右対称に 60度の ラインをプロットし
正確な 120度の面の角度で切削できる クレィドル cradle を 作ろうとしています。
板材を 60度にカットし 切断面を 合わせ
板材のもとのカット面で角度を作っています。
10.812度の傾斜にカットした 15mm厚の バルサ材と
断面が直角三角形の棒材を 並べて板材に貼った溝を 添えています。
右のグラフは 72度の 切削をするためで 26.565度傾斜の 溝を添えています。
上の cradle では 15mm厚の バルサ材を 二種類の角度にラフにカットしたものを
ドレサー dresser で 面や角度を 整えているところです。
cradle の板材は 加工しやすい桐の集成材です。
のこぎりや dresser で整形して 下のようになります。
2012年5月28日