サッカーボール1 [5,6,6] Truncated Icosahedron

16[5,6,6] 多面体 製作道具



サッカーボル風多面体を製作するための 基本図です( 画面クリックで 拡大図が現れます )。

底辺 248 対辺 131 で 左右対称に斜線を引き 中心に縦線をいれます。
上に 角度 11.641 の 斜線 (底辺 233 対辺 48) をいれます。



62.155度でカットした 板二枚をあわせた クレィドルと
左 62.155度 右 55.691度 の板でつくる クレィドル。
それとは逆に 右 62.155度 左 55.691度 の板でつくる クレィドル
を作ろうとしています。
傾斜は 三つのクレィドルすべて 11.641度 です。



11.641度 の余角 78.359度で 両端をカットし 整形します。

62.155度で 削った部品の面は 六角形をつくり 55.691度は 五角形です。
この多面体に必要な部品は
両端とも左右 62.155度で削ったのが 30個。
稜にそって左右それぞれを見ると 片方両端ともが62.155度で
もう一方が 両端とも55.691度 の 部品が 60個 です。
六角形 五角形 の面をもつ部品は 必ず二つのクレィドルで作ってください。
そうでないとその部品は 全体を混乱させる 異物になってしまいます。
線対称ではなく 面対象です。

削った面の角度が 六角形用か 五角形用か 即座に判断がつかないことがあります。
加工後は 速やかに区別をができる しるしをを付けることを お勧めします。
私はホワイトボード用のマークペンを使っています 接着剤の影響を受けにくいようです。

今回の部品の大きさは 10×10の バルサ材で 4cm で作ろうとしています。
この多面体の稜の寸法を 1とし 六角形を底にした場合高さは 4.535cm になります。
ですから 完成品は 18cm ほどの大きさになります。

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