正二十面体 [3,3,3,3,3] Icosahedron

04[3,3,3,3,3] 09[5,5,5] 多面体 製作道具



正二十面体製作の基本図面と クレィドルです。

対辺 178 底辺 245 の斜線を 上下対称に二本引きます。
両サイド 36度の接合面をつくるクレィドルを この角度に合せ作成します。

対辺 144 底辺 233 を示す斜線を引きます。
1 対 1.618 の比率を表し 稜寸 1 に対し 稜線から 多面体の中芯点までの寸法の二倍を表示。
そして底辺と斜辺でできる角度は クレィドルの傾き(仰角) 31.717度になります。

もう一本斜線を引きます。
対辺 131 底辺 198 で 1 対 1.512 の比率を表し 稜寸 1 に対し 面芯寸の二倍を示します。
今回も 他の多面体と寸法を合わせるため 高さ 140mm と決定すると
その稜寸が 底辺 140のところの 対辺の実寸として得られます (92.6)。



左のクレィドルで 仰角の余角 58.283 で角材を 寸法をあわせカットし そして整形。

右のクレィドルは 傾き 31.717度の V型溝に 58.283度に面をカットした角材をのせ
面を垂直にして接合面が左右 36度になるように整形します。
この部品を ひたすら 30個と少しの予備として作ってゆきます。

今回画面に載せているのこぎりが 以前のと違っていますが どれも細密加工用ののこぎりです。



完成しました これで正多面体の全種類ができました。

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