多面体製作道具
あらためて 多面体製作に必要なものを 説明します。
画面の中ほどにある木製の盆は 加工作業中に発生した木の屑の飛散を防ぐためのものです。
縦 235mm 横 355mm 深さ 14mm で 100円で買ったものです。
その右にある 14×50×27 の木材 2本を下にして
6×15×27 の板を両面テープでこの盆に固定します。
盆の裏には すべり止めマットを貼っています。
ほとんどの 製作加工をこの板の台の上でおこなっています。
木の屑の発生 特に細かい木の粉 の発生に対し 注意することが大切です。
防塵マスクを付ける必要がある場合も考えられます まめな クリーニングや掃除が必要です。
盆の上にある 25×25×95 の木材片に 平目の平面ドレサーを貼っています。
このドレサーの巾は 20mmで 5mmの隙間ができます。
これは 切削する材料を固定し定まった形にするガイドの 形状を損ねないためです。
ガイド ( 6mmの厚みに統一) の一部を切削加工時点で
加工している部品と一緒に削ることが必要な場合もありますので 5mmの隙間にしています。
直角を表す形状をしたものがその下にありますが スコヤという道具です。
直角を判定するためだけの道具といえるもので 絶対に必要かといえば NOです。
画面左に三角定規を載せていますが これで間に合います でも
直角の確認が多くの作業にある木工加工において 象徴的な道具です。
精密な木工加工を楽しむ者としては 手にしていたいものです。
三角定規は大きめのを載せています。
グラフ用紙での角度決定か゛主流ですが
90度 45度 30度 60度 の表示には こちらのほうが優れています。
のこぎりは 切断面がきれいに仕上がる 細密加工用です。
ここでお伝えした 材料やその寸法は
たまたま私の手もとにある材料にあわせて決定したもので
あくまでも 参考としてお伝えしています。
2012年7月24日