斜方20・12面体 [ 3,4,5,4 ] 6 Rhombicosidodecahedron

14[3,4,5,4] 多面体 製作道具



斜方20・12面体 [ 3,4,5,4 ] 製作に必要なクレィドルの作りかたをお伝えします。

左に表示の 斜線を引いた長方形の木片は 15×20×70 のバルサ材です。
15mm巾で 12.9度の傾斜で角材を 必要な接合角で加工するクレィドルの部品です。
20×70 の面を上にして 70mmの方向の部分をグラフの斜線に合わせ
横方向の直線に平行に 20×70 の面に斜線を引きます。

もう一つの20×70 の面に斜めに線を引く作業方法は
70mmの方向の部分を 横方向の直線に合わせる方法もありますが
参照する斜線は 1本しかなく 位置あわせ作業に スムーズさに欠けます。

バルサ材を斜線に沿ってカットし ラフな面を上の治具で 12.9度の傾斜に整形します。

右に表示のグラフ用紙には 底辺 104 対辺 174 で 角度 59.1度 ( 90度-30.9度)の線を
左右から引き 両線の交わるところは 30.9度+30.9度 となっていて
[ 3,4,5,4 ]の 三角部分の接合面をつくる クレィドルのガイドの部品です。
寸法は 6×30×90 で 切断部を合わせて 接合面を 30.9度+30.9度にします。



画面まん中が 12.9度の仰角で 製作部品の接合面を 30.9度にするクレィドルで
先端の整形はまだですが 斜面に断面が直角二等辺三角形のプラ棒を貼っています。
プラ棒の断面寸法ですが 斜辺が約 7mm 左右の辺が 5mm です。
今まで 製作見本として 作ってきました模型は 10×10 のバルサ材だったので
かなりのかさ張りがあり 今後は 5×5 のプラ棒で見本を作ろうかなと思っています。

右側の上が 底辺 195 対辺 131 で 角度 33.9度 ( 90度-56.1度)の線を
左右から引き 両線の交わるところは 56.1度+56.1度 となっていて
5角形の接合面を作るクレィドルの製作途中です。
右側の下が 底辺 175 対辺 166 で 角度 43.5度 ( 90度-46.5度)の線を
左右から引き 両線の交わるところは 46.5度+46.5度 となっていて
4角形の接合面を作るクレィドルの製作途中です。

左側の治具は 仰角(12.9度) の余角の 77.1度で製作部品をカットするために
台の板を 12.9度傾け 三角棒を垂直方向に接着しています。
溝が 2本あるのは ストッパーのないフリーな溝も必要なためです。

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