ダイヤモンド結晶6 diamond crystal structure

ダイヤモンド結晶 嵯峨近辺

情景小物の消波ブロックを使って ダイヤモンド結晶模型を作ってみます。

画像 左上は 小さく結晶構造を表現しています。
方向を合わせて部品を組み上げているだけなので作業は簡単です。

しかし 部品の中芯も炭素原子であり そして
それそれれの突起が四本集まる空洞部分も炭素原子となって
シンメトリーさを犠牲にしてしまいます。

そこで 炭素原子と炭素原子とを結ぶ突起部分を
長さの半分がそれぞれの炭素原子に付いているものと考えます。

部品と部品の結合は
三本ずつある接着していない突起の向きを
二つの突起を接合した方向を軸として 60度ずらします。

つまり 軸方向に見ると 手前の 120度開いた突起の間に相手の突起がきます。

今回 お見せしている作り方は
6つの部品を ジグザグしながら 環になっているユニット 1つと

1つの部品に 3方向から 60度 向きを変えて接合した ユニットを
複数個作る方法です。

画面上部にある 環状のユニットに 三又状のユニットを結合すれば

前回説明しました 単位格子の中の構造と同じになります。

それに 次々と 三又状ユニットを結合してゆくと 構造が
大きくなってゆきます。

三又状ユニットだけでは 収まらなくなる場合も出てきますが
接合ルールに従って 部品を埋めてゆきます。

PIC_1133

追伸
今日 近くのお寺(清涼寺)で お松明式という行事があります。
京都三大火祭の一つだそうです。他は「大文字五山送り火」「鞍馬の火祭」です。
以下の画像が その準備中の情景です。10m 程の高さの松明が 3本立てられます。
20:30頃 それらに火がつけられ夜空を焦がします。
見るのが待ち遠しいです。 2015 3月15日 11:05

PIC_1137

« »