sashimono[3,5,3,5]再掲 4

11[3,5,3,5] 多面体

多面体を今までとは違った方法で 作ってゆこうとして模索しています。
三角棒で レオナルドスタイル の 多面体を作る例をシリーズで お伝えしましたが
今回は 四角棒での 製作です。
下画像の 上の二つが このブログの初期から説明している方法で作ったもので
その左側の立体は 最近作った作品で ラミン材でできています。
下の二つが 今回説明しようとしている 製作方法で作っています。 
どちらも ラミン材製です。

PIC_1287

四角棒で多角形をつくり それで多面体に構築してゆくと
厚みのある多角形のため 面と面の接合部分には 溝ができてしまいます。
それを避けるために 接合部分を疑似的に線にする 三角棒を使っていました。

今回取り上げている [3,5,3,5] は 三角形 20個 または 5角形 12 個 のみで
多角形の かど だけの接合で 作ることができ 接合部分の加工が容易です。
上画像の下左が 五角形のみで 下右が 三角形のみでできています。
同じ素材で 三種類作っていますが 違いが判るでしょうか。

ラミン材はワシントン条約の 絶滅危惧種に属すため 手にできなかったのですが
最近 神戸三宮の 東急ハンズで 5×5mm の角材を買うことができました。
京都や大阪には どこの木材売り場にも 見つけられませんでした。
私にとっては レアものです。
しかし 丸棒のラミン材は ホームセンターでもよく見かけます。
木材業界のことは 私にはよくわかりません。

製作方法については 後日お伝えしようと思っています。

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