正多面体 Platonic solid 4
[ 3,3,3,3 ] 正八面体についてお伝えします。
面のかどと 面のかどが接する 一つの頂が 正三角形 4つでできています。
2 × 10 の板棒でつくる 正多面体製作のシリーズです。
下画像で説明します。
左中ほどに 完成品が写っています。
正三角形4つでできた 正四角錐二つを 底で合わせた形です。
部材の切断角度は
この多面体の仰角は 45° なので 90 – 45 となり 仰角と同じ値の 45° になります。
下右の治具は 45° 斜めに ガイドをつけて
5枚束ねた板棒の切断と 整形を行っています。
多面体の高さを他の正多面体に合わせて 50mm ほどにしています。
面から中芯までの距離 ( 面芯寸 ) は 稜寸 = 1 のとき 0.4082 なので
50 ÷ ( 0.4082 × 2 ) = 61.24 という計算になります。
厳密な高さ寸法の決定は必要ないので 稜部品の長さを 61mm にしています。
今回使用する 接着剤は合成ゴム系ボンドてす。
必要個数12個で 正三角形を四つ作り 組み合わせるとあっけなく完成です。
次回は [ 3,3,3,3 ] 正八面体 と [ 4,4,4 ] 正六面体で作る
複合多面体について お伝えしようと思っています。
2016年3月1日