斜方20・12面体 [ 3,4,5,4 ] 7 Rhombicosidodecahedron
[ 3,4,5,4 ] の製作部品を 仰角(12.9度) の余角の 77.1度でカットする治具です。
私は左ききですが この写真は右用です (左きき用の画像を左右反転しています)。
今回は 5×5 の角棒で製作するつもりですが 説明のため 10×10 用です。
三角棒でできた溝に置いている木片を左から説明します。
左端に乗った部品は
その右にある部品 (テープで固定しています) が左方向にずれないよう溝に接着しています。
テープで固定した部品は 取り外しして寸法変更が可能です。
77.1度に右の面は整形しています これをストッパーとして 77.1度に整形した角棒を当て
定寸で 77.1度の角度でカットします。
これから切断加工をしようとする角材の ストッパーにあてる面は
のこぎりでカットした荒い表面のままか ドレサーで整形後の面かが考えられますが
私は ドレサーで整形後にカットする方法をとっています。
両面がラフなまま 必要個数カット後に 両面整形する部品より
片面のみ整形する部品のほうが 寸法誤差のばらつきが少なく
歩留まりや 作業性が 優れていると 私は思います。
用いる道具や 作業者の 技量 性格や 好みによっても違ってくるでしょう。
私は治具やクレィドルは 消耗品だと思っています。
だから その都度作っていますし 形状も同じでばありません。
ある作品を作るために作った治具やクレィドルは いつ再度利用するかわかりません。
100パーセント完全にできたとは 到底思えませんし
時間がたてば 変形 ゆがみも発生します。
今の自分は 過去よりアイデアも増えているだろうし 技量もアップしているはずです。
2012年7月31日