sashimono[4,6,8] Rhombitruncated Cuboctahedron 斜方切頂立方8面体 2

15[4,6,8] 18[4,6,10] 多面体 製作道具

[4,6,8] Rhombitruncated Cuboctahedron を製作しています。


この多面体は 準正多面体なので 
稜寸は 1種類 (今回は 40mm ) 仰角も 1種類 ( 12.46度 038/172 ) です。
右上の cradleで 正八角形を作る稜部品の接合角( 71.11度 228/078 )に加工します。
右中の cradleで 正六角形を作る稜部品の接合角( 62.49度 240/125 )に加工します。
右下の cradleで 正四角形を作る稜部品の接合角( 46.40度 189/180 )に加工します。
三つのcradleの横に 縦方向 三種類の稜部品があります。
準正多面体の稜部品は 稜を垂直方向に向けた場合
右側の稜の接合角は上下とも同じ角度
左側の稜の接合角も上下とも同じ角度です。

上にある塊の稜部品は 8,4形稜部品です。つまり 片側上下が 八角形用接合角で他が 四角形用です。
中の塊が 6,4形稜部品で その下が 8,6形稜部品です。

その横の Y字型の結合部品は 全て同じ形状をしています。
左斜めの稜部品は 8,4形で 右斜めの稜部品は 4,6形で 下縦方向が 8,6形です。
これとは鏡面対称な 結合部品の状態も考えられますが
どちらか一つの形状での組み合わせで作ってゆくほうが 間違いが避けられ作業が容易です。

Y字型結合部品を二つ合わせたものを 三つ組み合わせて左下の 形状になります。

今回の作品も 10×10 のバルサ材で作っていますが
切削作業中には 木粉が多く発生し 防塵マスクを使用しています。
接着剤も 透明な合成ゴム系のもので 揮発成分の ガスが気になりました。

作業環境の整えや 装備の配慮も必要です。


完成に近づきました。


完成です。

右の立体は [4,6,10] Rhombitruncated Icosidodecahedron 斜方切頂20・12面体です。
形状も 作り方もよく似ています。

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